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嵐の魅力を前に言葉を失いがち。

#7 本当の自分

【ARASHI's Diary -Voyage- 1-7.AIBA's Diary】

 

「今週は相葉くんと、おうちで一緒に過ごしましょう!」の破壊力よ。

 過ごします!過ごさせてください!!

 

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ARASHI's Diary -Voyage-

1-7.AIBA's Diary

いざ!と再生ボタン押したら、始まったのがライブ会場であまりのかっこよさに他の記憶がすっ飛ぶとこだったあの映像撮りの現場だったので一回「ちょっと待って」って停止ボタンを押しました。そっちの心の準備は出来てなかったです。あの映像の相葉さんを見るには生半可な気合いでは無理。消し飛ぶ。

 

相葉雅紀という人

相葉さんがいつも口にする「感謝」の言葉の根本を見れたような27分でした。「人に恵まれている」と言うけれど、ただ運が良かったって話じゃない。周りの人が「この人なら」と思うような人でなければそんな関係性は生まれないと思うから。巡り巡って結局は相葉雅紀という人が、周りが手を差し伸べたくなるような人間なんじゃないでしょうか。もし立場が逆になったとき、この人は絶対自分に手を差し伸べてくれると思わせる温かさが相葉さんにはあるじゃないかと。そのにじみ出る誠意が、周りの人を突き動かすんじゃないのかな、なんて、27分ですべてを見た気になってはいけませんね!

でもなんだか、先日のインスタライブで相葉さんが恥ずかしがっていた理由もわかる気がします。潤ちゃんが「こういう一面があるんだ」と新鮮に感じた理由も。確かに初めて見る顔だったり、初めて聞く話だったり、相葉さんがこれまでどうやって歩んできたのか“やってきたこと”ではなくて“感じてきたこと”を少しだけ覗かせてもらえたような気がして。気遣い屋さんで悩みや弱音を吐かないのが“嵐の相葉雅紀”だとしたら、やっぱりこれは普段相葉さんが私たちには滅多に見せなかった一面なんだろうな。その違う一面を見せるのってなかなかできない。勇気がいるしやっぱりちょっと気恥ずかしい。わかる。わかるぞ相葉さん。なのに見せてくれてありがとう。

 

場の空気を読む子供時代

不思議なのが、Voyageを見る前も見た後も結局相葉さんは相変わらず私にとって「親近感のある兄ちゃん」のままってことなんですよね。今まで見せることのなかった一面を知ってもその距離は何も変わらなくて。Voyageの中の相葉さんがひたすらに穏やかだったこともあるかもしれないんですが。

内容だけみれば、割と酷なことを話していると思います。学生時代に大人の世界で働き順応していくことで見失った「本当の自分」。バイトもしたことがない子供が芸能界という特殊な世界で生活をしていく大変さって、想像している以上の大変さなんでしょうね。でもそれを話す相葉さんの姿から「苦しさ・つらさ」という負の感情が読み取れなくて。はっ、受信する側の私に問題があったらすみません……!

どうしてかなって考えると、相葉さんがそれを今ただの「つらい過去」として捉えていないからなのかなぁ、とか。「本当の自分がわからない」ことも悲観的でないというか。本当の自分を見失ったことを「過去の環境のせい」と捉えていたら、きっと伝わり方も変わってくるんじゃないでしょうか。だけどVoyageの相葉さんはそうじゃない(ように見える)。この話を聞いて伝わってくるのは相葉さんがこれまでどれだけ仕事と真剣に向き合ってきたのかっていうこと。そして、その姿が周りの人にもきちんと伝わっていて独りよがりなんかじゃないってこと。

初めて見せてくれた一面だったかもしれないけれど、何故だか初めて見た気がしないような。「知っていたよ」と思わず言ってしまいそうな程にこれまで見てきた相葉さんのイメージと差がありませんでした。なんだか不思議な感じです。

 

 頼れない人が頼る人

それにしても一連の流れを見ていて感情のコントロールの仕方はしっかり分かってる感じが流石だなぁと。「本当の自分」は置いといても自己分析が冷静に出来ている人だと思います。パブリックイメージとは反対に、実は相葉さんてすごく頭の良い人だと思っているので……二宮さんとか翔さんとはまた違った種類の頭の良さ。うまく言えないんですが頭で考えるというよりも感覚派というのはそのままで。だから「本当の自分は何?」と聞かれると「わからない」になるけど「なんでこの感情が生まれるのか」に対する分析とその解決方法がちゃんとしている印象です。それを言葉にすることはできなくても自分の中では理論が出来上がっているというか。相葉さんは感情面に強い・鋭い。……んじゃないかなーって、勝手に思ってるだけなんですけどね!

で、そんな風に器用な相葉さんだから、あんまり人に頼ることができないんじゃと思っていました。子供時代、その場に対応する為に選択したのが「自分の感情を押し殺して求められているキャラになること」だったように、今も耐えがちなんじゃないかとか。長男気質も手伝って甘えられないのではなんて。だけどそんなことないんだ!ってわかってよかったです!「相葉さんが悩んだり迷ったりしたときに会いたくなる人」がいて、そしてこんなに相葉さんのことを理解してくれているんだってわかって安心しました。悩みを自分の中で消化しようとしがちな相葉さんが、そういうときに会いたいと思える人がいて。例えその内容を人に打ち明けなかったとしても、会いに行って言葉を交わすことでぐちゃぐちゃにこんがらがったものをほぐしていけるんだとわかって、それだけですごく安心。あと日野さんて聞き覚えがあるんですが宿題くんとか担当されてた方では?違いますかね?あーそこまだ繋がってるんですね~嬉しい~。

この、相葉さんがそのままの自分でいられると自覚している方たちに会いに行って、相葉さんの印象だったり思い出だったりを話してもらったのって本人にとっても、すごくいい機会だったんじゃないかなーなんて、そんな気がします。そう思ってくれてるんだぁってわかるから。普段こんなの面と向かってはあまり話さないでしょうから。自分のことをみてくれてるんだ、わかってくれてるんだっていう安心感って、大切だと思う。

心を許している人には結構自由人な部分とかわかるんです。場の空気を読んで上手に馴染むことを繰り返したことで本当の自分がどれ?ってなってるのもすごくわかります。こんなこと言うのはおこがましいですが、相葉さんと共通点が一番多いと感じている自分としては今回の話はほんとに、なんていうのかなー…「相葉さんてそうっぽいよね!」となることばかりで驚きや、本音に触れたことへの怖さとかはまったくなかったです。「本当の自分がわからない」ということについても聞いてる側がどう受け取るかはわかりませんが、話している本人は多分あんまり深刻なこととして捉えていないんじゃないかしら……と。私はそうだよーという話なのであれですが。そうやって生きてきてうまくいっているし、そうやってできる自分のことも嫌いじゃないし。私の目には相葉さんはもともとそういう人だと映っていたので、うーん。だから「知ってたよ」なのかもしれない。難しい!難しいです今回の感想!だから逆に言えば相葉さん以降は自分の思考とは遠い人たちってことなので、どんなお顔が見れるのか、それを見て自分がどう思うのかドキドキです。楽しみ。

 

「わかったんだよ。自分は、周りに恵まれてる」

 

ねとふりさんが最後にこの言葉を持ってきたかった意味もなんとなく共感できます。この一言が、もう相葉雅紀という人を表している気がして。酔っぱらって楽し気に恥ずかし気に歌ってる姿が見れてもうとってもとっても微笑ましい気持ちになりました。あと途中でしれっと差し込まれたチビにのあいのお写真に「あ~!仲良しこよし~!尊~!」ってしました。強い……ずっと一緒に過ごしてきたにのあいってやっぱり強い……。 

 

ところでねとふりさん、#1を見たときはどうなるかちょっと不安でしたが、こうして見てみると変に脚色するような演出もないですし、誘導のような質問もないですし、Voyageというその名に寄せて表現するのであれば航海先は嵐さんにお任せな感じが良いなぁと思います。嵐さんが目指すところをそのまま映そうとしてくれているように感じて、どこかのテレビ番組で企画されるよりもずっとよかったように思います。改めて感謝ですね。

AIBA's Diaryを見たあと、Twitterには「相葉ちゃんって素敵な人だな」とか「相葉くん大好き」だとか、温かさと優しさでいっぱいになっていて嬉しい気持ち~!相葉さんは本当に太陽のようなお人ですね。普段大宮ばかりに注目してしまって相葉さんのことについて深く考える機会がなかなかないので、今回トンチンカンな感想になってやしないかちょっと心配なんですが……。なんだか読み返してみれば私は彼をわかってる風な書き方になってしまったし……!(とんだ勘違い野郎!)違うんです実際全然わかってないと思うんです相葉さんのことをもっと深く語るにはちょっとデータが足りないです。なので、戯言として読んでいただければ……!最後まで読んでくださってありがとうございました!