5cantano

嵐の魅力を前に言葉を失いがち。

できるだけ

【with 嵐という奇跡について】

 

久しぶりの1日2回更新。

さっき更新したしやがれはいつも通り「好きだぁ!」って

ごろごろしたところをごろごろしながら書いたんですけど、

withは想いが重いになっちゃって珍しく真面目に考察してます。

でもあくまでも私の想像妄想なので広い心で読んでくださいね!

 

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今回のこのインタビュー、本当に素晴らしい内容なので

できれば手に取ってレジに持って行っていただきたいです。

雑誌はやっぱり買った人しか読めないものなので

あれもこれもこと細かく書いてしまうとあれかなと思うから

たくさんは語りませんが、とにかくじっとしていられなくて!

ライターさんもとても素敵に組み立ててくださっていて

すごく読みやすいですし読んでいて自然と口角が上がるような

優しさとあたたかさと……とにかく陽だまりのようなキーワード

ばかりで、そのままの嵐さんがそこにいるって感じの内容です。

感謝や尊敬など5人の話す内容にはすべて根本にそういった

嵐への愛情が感じられました。ベースとしてそれがそこにある。

誰のことを語るにも、その場しのぎの言葉ではなくて

普段から何気なくそういう風に思って見ているんだろうなと

感じるような、日々の積み重ねからくる印象とか。

なんだろうなぁ。“あたたかい”といった印象が一番なのかなぁ。

ほのぼのすんの。嵐さんのインタビューを読んでると。

さっきから言ってるけど本当に陽だまりみたいな空気の人たちで。

それがとてもよく伝わってくるような内容だと思いました。

メンバーの口から語られるそれぞれの印象が、

私が感じている印象とズレがなくて嬉しくなった。

リスクヘッジを考えている翔さんとか

存在するだけでクッションになってる相葉さんとか

控えめな人たちが揃ってる中で口火を切る役割を担う潤ちゃんとか

違う角度からの見方ができる二宮さんとか

何も言わず「今あることをちゃんとやる」を体現している大野さんとか。

あぁ見たり聞いたりしたまんまの嵐さんだって嬉しくなったな。

とにかく、ひとつひとつの言葉がとても良いので

20周年目という記念ですしぜひ手元に置いてほしいです。

 

そして。大宮好きとしてはもうちょっともう触れずにはいられない。

色んなポイントがそこかしこに埋め込まれていましたが、

私が一番うぅっ!とじたばたしたのは99ページの上から3段目です。

いやこれはもう……え?なんだろう目から汗が……みたいな!

もう!もうね!そんなことをふわふわした笑顔で語られた日には

目頭が熱くなってしまいますよ!どんな顔して喋ったか知らないけど!

大野さんは二宮さんの印象を聞かれるとずっと「変わらない」と

言っていますよね。いっつも言う。ずっと言ってる。

私、恥ずかしながら雑誌をしっかりチェックするタイプではないので

恐らく媒体の中では雑誌関連が一番情報を取りこぼしていると思います。

だから大野さんがこれまで何度も「変わらないよね」と言っているのは

記憶にあるんですがこれまでは何で大野さんがそれをそんなにも

嬉しそうに(想像だけど)言い続けるのかあんまりわかってなくて。

表面だけでしかその言葉を捉えていなかったというか。

さらっと読んでただ「はいはい大宮大宮」と思ってただけというか。

だから、もしかしたらどこかですでにそう捉えられるようなこと

もしくはそれ以外の意味のことを

大野さんは言っていたのかもしれないんですけど

私は今回withのインタビューを読んで読み込んでやっとこの発言の

真意に気付けたと思ったんです。いや、想像ですけどねあくまでもね!

 

9年目くらいからずっと夢の中にいるみたいなんだと

大野さんはこれまでも嵐の人気に対する落ち着かない気持ちを

何度か言葉にしてきました。自分たちはずっと変わらずに

一歩ずつ階段を上っていただけなのにいつのまにか

下から色んな人が持ち上げて持ち上げてふわふわと浮いていて。

そんな実感の沸かない環境下にいる中で、大野さんの周りも

きっと色んな変化があったのだろうなと思います。

人々の態度だったり、対応だったり、きっと色々。

そうしてたくさんのものが変化していく中でも

横にいる二宮さんはいつだって昔からの二宮さんのままで。

なんにも変わらない二宮さんのままそこにいて。

急に近付いて来たり突然離れて行ったりせず、

最初から前にどこかで会ったことがあるようなと思うくらいの

親近感で、普通の人よりちょっと近い距離感で寄り添って、

ずぅっと一緒にふざけたり笑ったりしてきた大野さんと二宮さん。

周りの環境の変化に戸惑う大野さんにとって、その変わらない

姿であり続ける二宮さんがどれだけ彼に安心感を与えたのだろうと

それを想像するともうそれだけでハンカチがびしょびしょです。

 

私、大宮って「切磋琢磨」というような関係性ではないと

常々思っていて。どちらかというと一緒にいるとだらけてしまうような、

なんだろうな。プラスの関係というより、ん~。さぼり仲間?

な、イメージなんですよね。イメージですよあくまでも!

精神的なところでの程よいさぼり仲間っぽいよな~と。

この間のVS嵐のオープニングトークでもそうだし、

嵐の嵐会でもそうだけど自分がやってないことを相手に確認して

同じくやってないと聞くとそれで満足みたいな会話を

一番よくみると思うんですよ大宮って。違うかな?

そういう2人を見ているとさぼり仲間特有の

「この人もやってないならまだ大丈夫」みたいな

謎の安心感みたいなのを2人で得ているのかなと思うことがあって。

やべぇやべぇって出来ない自分たちに笑ってるみたいな。

緊張がほぐれて、だらんとリラックスできるような存在。

で、今回の大野さんの「ニノは変わらない」という話も

この意識の延長線上……というかむしろ根本なのかな?と思って。

芸能界ってやっぱり努力し続けないといけない場所なんだろうなと

一般人ながらに思うんですよ。嵐を取り巻く環境が変わる中で

仕事も増えて、責任の重さも増えてきたんだろうなと思うんです。

そういった中でやっぱりその仕事に対しての努力が必要に

なってくるじゃないですか。もちろん大宮も努力してるのは

そうだと思うんですけど嵐さんの中でみると大宮は

「必要なときに必要な分だけ努力をする」寄りの人間なのかな?

と、他の3人と比べると思うんです。どちらかと言えば、ですが。

ひとつの仕事に対しての準備の仕方が違うというか。

それは大宮が仕事に向き合う姿勢として

「そのままの自分」を大切にしているからこそだと思います。

でもそんなときでも、例えば少し大きめのお仕事が来たときに

そのままの自分では不安なときが大野さんにだってあるのかも

しれない。何かもっとしなくてはいけないのではとちょっとした

焦燥感に襲われることもあるのかもしれなくて。

そんなときに、昔からゲームをしたり雑談したり笑ったり

ずっと「そのままのニノ」で居続けている二宮さんがそばにいると

「あぁ俺もこのままでいいんだなぁ」って無意識にどこか

心の隅でほっと許される気持ちになるのかな、とか。

なんか、思ってみたりしちゃったりして。わかんないけど。

大野さんの言う「変わらないニノ」というのはただ単に

見た目が変わらないだとか、ずっと同じことしてるから

いつ見ても馴染みがあって安心するとか、

それもそうだろうけどそれだけではなくて、

もう少し精神的に深いところでほっと力を抜けるという意味で

ふとしたときに助けられているのかもしれないなと

今回のインタビューを読んで思ったわけです。

そう思った瞬間あぁ大宮ってやっぱ深い……と

思いを馳せてそうこうしているうちにもう夜です。

おかしいな書き始めたときは太陽がてっぺんにいたのに。

 

そんなわけで特にオチもまとめもありませんが、

なんかすごく……すごく良かったな、としみじみ思います。

これはたった数行の言葉から広げに広げた私の空想だから

なんの確証もないけれど、大宮が出会えてよかったなぁ、

嵐さんがこの5人でよかったなぁ……と、

改めて再確認できたので大満足な1冊でした!