5cantano

嵐の魅力を前に言葉を失いがち。

#3 気力と能力

【ARASHI's Diary -Voyage- 1-3.でも 僕らは】

 

ライブ1つ作るのにこんなにこんなにたくさんの時間をかけて体力を使って、頭を使っているなんて想像しきれていなかった。これだけのことをしてきているのに、これだけの情報量を頭に叩き込んでいるというのに。ライブ本番で見る5人はファンを前にした5人は、それをなんてことのないようにしれっとやり遂げてしまうから、まったく感じさせないから。

 

惚れてまうやろ。(本気のトーンで)

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 ARASHI's Diary -Voyage-

メイキングでも見せてこなかった深い深いところまで見せてくれていて、これがドキュメンタリー…となりました。

 

1-3 でも 僕らは

まず、冒頭の翔さんの言葉で改めて嵐さんの休止に向けての想いが、準備が、相当なものだということを実感しました。あれだけたくさんのスタッフさんと共に仕事をしながらも休止の未来を知っているのが5人とわずかな人数のスタッフしか知らなかったっていうのは……そら漏れないはずだ。びっくりだ。

5×20を歌うのではなくてただただ聴いている5人のそれぞれの表情を見れるのは貴重な機会だなぁ。なーんてちょっぴりしんみりしたあとにいつもの雰囲気の嵐さんを見せられて私の気持ちは上下左右にぎゅんぎゅんぎゅーん!!

最後に相葉さんの優しい雰囲気からは想像もできないバッキバキの腹筋に目を奪われてふっとびました。さすがマッスル部……。

 

振付を合わせる嵐

この振り合わせのシーンが本当に本当にとても好きです。5人5様の役割や雰囲気や向き合い方が垣間見れてじたばたごろごろして最終的には「嵐って最高のチーム!」といつもの結論に着地して大の字になって終わります。Believeを楽に踊るコツを今更習得した翔さんおもしろすぎる。

ところでこのA・RA・SHIで大野さんが手を広げて前に出てきてみんなを笑わす1コマですが、鏡がすべてを映しているのでぜひ鏡までしっかり見ていただきたいです。大野さんにそうするよう誘導したのは二宮さんだっていう大宮の真実がそこに浮かび上がってくるので!!大野さんを操る二宮さんがそこにいるので!!そういう大宮を見つけるのが大好きなので私一人で大興奮。

 

大野さんという人

こっれはもうさぁ……大野担の方々、生きてる?

と心配になるレベルの大野さんでした。

息するのも忘れて魅入ってしまって天国行きコースかめいっぱい吸収してつやぴか元気満タンコースの0・100パターンだな……と思いました。私は前者!同じ動きを何度も何度も繰り返して納得できるまで細部の動きまで詰めていく大野さんの姿に圧倒されてしまって。

こんなにもじっくり見せてもらえるとは……!いいのかな……?リハでもなかなか踊らないというくらい恥ずかしがり屋な大野さんの、構想を練り上げていく姿を見れるなんて、こんな贅沢ってあるのかな?あぁ、すごい人だ本当に。

私には踊りの知識もないし、大野さんのこの一連の流れを語れる程の経験も見る力もないけれどそんな凡人ですら感じる。この人はすごい。すごいなんて簡単な言葉では済ませられないのはわかっているんだけど、だけどすごいんだもの!!

汗だくになって延々と繰り返し繰り返し動いている大野さんがいつもあの、のほほんと笑ってる大野さんと同一人物とは……このギャップがたまらんのですよね、わかります今心臓をがっつり握られている。もう逃げられない。

カメラも定点っぽいし、スタッフさんもほぼいないし、大野さんが何かを生み出すときに必要な環境づくりというのが徹底されているのを感じました。大野智という人は本当にみんなにとてもとても大切にされている。それだけのことをしたくなる魅力があるし、それだけ繊細な人なんだろうなとも思う。本気を出した大野さんが魅せてくれる世界をみんなが待ちわびている。だからそれを生み出す空間を邪魔しないように環境がつくられている。

……と、いうのを今回ビシバシと感じたので、ふと夜会で大野さんの口から語られた二宮さんの行いがとんでもない所業だったのではと今更ながらそのことの重大さにおののいたところだよ!あの、なんか、大野さんすみませんでした本当に……!ただやっぱりこのたった一部分だけでも十分に伝わってくる一心不乱に没頭する、怖いくらいに真剣な大野さんの姿を見せられると二宮さんは息抜きになればいいなくらいの気持ちで送ったのではとなおのこと思ってしまうけれども。ね!うんうん。お魚動画というチョイスがハマりすぎた故の悲劇。

……本当にすみませんでした!!(土下座)

 

翔さんのピアノ

右手を痛めるくらい弾いて弾いて弾き込んでいたことなんてあのとき、東京ドームで初めて聴いたとき、私はそんなことなんて微塵も想像できていなくって。さっきの大野さんしかり、このピアノと向き合う翔さんしかり、嵐はスーパースターだからなんでもぱっとできちゃうなんてそんなことはないんだと、嵐もただの一人の人間で、努力に努力を重ねて更にまたそこから努力して、繰り返しそれができる5人だから、今の輝く5人の姿があるんだと。思った。

いつも人一倍大きな声で笑って破顔して楽しいを体現している翔さんが裏ではずっと険しい顔をしてピアノと向き合っていて。しかもかなり忙しい人だから限られた時間の中で、だと思う。"これだけたくさんの仕事をこなしながらピアノもできちゃうなんて"とただ漠然と"すごい人だ"とそれだけの"能力"がある人だと思っていたけどそうじゃないんだなぁ。それだけの"気力"がある人なんだ。

「不安」とぽつりとこぼした翔さんのその表情が脆くて壊れて泣き出してしまいそうで、この人がこんな顔をするなんてと衝撃だった。あぁやっぱり翔さんも私たちと同じ人間なんだなぁ。一緒にするのは違うかもしれないけど、でも、そうなんだよなぁ。すごく人間くさくてなんてかっこいい人なんだろう。

 

4人を見る潤ちゃん

真剣に演出している潤ちゃんが4人を見るときだけめいっぱい笑うのみるとほっとするし尊くて泣いてしまうわもう!!潤ちゃんは本当に大野さんの踊りの魅力を信頼しているしそれを余すことなくしっかりと伝えられるように考えてくれているんだなぁ。あぁいう風に嵐というグループの魅力を最大限に引き出すためにできることやりたいことを言葉にしてスタッフさんに伝えて構想から形にしていくって本当に今更ながら気の遠くなる作業なんだなと……潤ちゃんお疲れ様です。いっぱい食べていっぱい寝ていっぱい笑ってほしい。ありがとう。

さっきは翔さんの"気力"の話をしたけれど、今度は潤ちゃんの"能力"の話。磁石の2人が話しているようにステージに立っていないのに自分の位置も人の位置も覚えているという話。それができてしまう能力がもとからあったのか、演出と向き合っていくうちに身に付いた能力なのかは私にはわからないけれど。それを能力と評しながらも"普通のことじゃない"とメンバーがわかって敬っているから、こういう気付きと敬意がいたるところにあるから嵐というグループはうまいこと歯車がかみ合ってここまで旅してこれたんだろうなと思うわけです。

ところでこの大きな部屋でリハーサルをしているシーンの翔さんと何かを打ち合わせたあとスタッフに向かってジェスチャーで簡単に内容を伝える二宮さんが好き過ぎる。音が大きくてうまく聞こえないであろうことを考慮してのあの指の動きが好きすぎますねっていう!!細やかなフォローをしているんだろうな……しゅき……。

 

相葉さんの気持ち

相葉さんのこの表情と声色とこの話は胸にぐっとくるものが……

「休憩にしようよ」の、この言葉選びがすごく相葉さんらしくて、その後に続く言葉も全部。相葉さんはどこまでもどこまでも感謝の気持ちも前向きな捉え方も忘れない人なんだなぁと。相葉さんだってそのうちの一人なんだよ!!相葉さんの存在って本当に大きいと思うよ!と伝えたくなります。

 

はい!このまま#4まで書こうとしていたんですが、たくさん書いてちょっと疲れたので一旦区切り!30分とは思えぬ見応えで気付くと2時間くらい平気で経ってます。#4は調子が良かったら今日中にまた更新すると思います。

よろしくどうぞ~。